和泉くんの考えてることはわからない。



喜んでしまったから、きっと、バチが当たったんだ。




──────ポツ、

「……あ」


アスファルトを、1粒の雫が濡らす。


それはどんどんと量を増していって。




「えっ、雨!?」


久野さんのその一言をキッカケに、一気に雫達が落ちて来た。



「とりあえず学校行くぞ!」


和泉くんのその声で、私達は慌てて校舎へと引き返す。


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