“あなたを愛しています”





「花奈ちゃん、贔屓はいけないよ。

お客様は平等だよぉ」




変人のくせに、司君は案外マトモな言葉を言う。

そしてその正論に肩を落とした時……




「花奈ちゃんってすごく優しいんだね。

そういうのヤバいよ。

今回は俺が装花作ってあげるよ」




予想外の言葉が返ってきた。




それに……

そういうのヤバいって、何!?


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