白馬に乗った上司様!?
「あんなのって‥‥。一応、中村さんは緑ちゃんの先輩だよ?」
「入社年次が早いってだけで、尊敬なんて出来ませんよ。しかも会社に来て、仕事をサボることだけ上手になった人なんて」
どんどんヒートアップした緑ちゃんの声が大きくなるのを「まぁまぁ」諌めていたら、PCがメールの着信を知らせた。
「あ、中村さんからだ」
「こういう時だけ仕事早いんですね。いつもは営業にせっつかれないとしないのに」
声は小さくなったものの、言葉のトゲは大きくなった緑ちゃんに背後から覗かれながら添付ファイルを開いて固まった。
「‥‥‥これは流石に」
主任からの指示書も一緒に添付されているそれはおそらく、『彼女の出来ない分』じゃなくて全部だ。
大口の取引先との5年分のデータを整理して、項目ごとに利益率まで算出しなければならないし、私が今日一日かかりきりになって、やっと間に合うかどうかだ。
「中村さん、ほとんどなにもしないで先輩に丸投げしてますね」
「入社年次が早いってだけで、尊敬なんて出来ませんよ。しかも会社に来て、仕事をサボることだけ上手になった人なんて」
どんどんヒートアップした緑ちゃんの声が大きくなるのを「まぁまぁ」諌めていたら、PCがメールの着信を知らせた。
「あ、中村さんからだ」
「こういう時だけ仕事早いんですね。いつもは営業にせっつかれないとしないのに」
声は小さくなったものの、言葉のトゲは大きくなった緑ちゃんに背後から覗かれながら添付ファイルを開いて固まった。
「‥‥‥これは流石に」
主任からの指示書も一緒に添付されているそれはおそらく、『彼女の出来ない分』じゃなくて全部だ。
大口の取引先との5年分のデータを整理して、項目ごとに利益率まで算出しなければならないし、私が今日一日かかりきりになって、やっと間に合うかどうかだ。
「中村さん、ほとんどなにもしないで先輩に丸投げしてますね」