銀髪の王太子は訳あり令嬢に愛を乞う ー 今宵、お前を必ず奪い返す
俺が奴と対面したのは片手で数えるほどだ。
入口の扉の前にいる監視にも同じように挨拶して中に入る。
だが、一歩足を踏み入れて思わず驚いた。
昔は囚人の収容所で、何もない殺風景なところだった。
だが、今は……天井や壁が黄金に輝いていて……どこかの王宮に来たのかと目を疑ってしまう。
本当にここが海の塔なのだろうか?
「これはサーロンの趣味だな。一体どれだけ金をかけて改築したのか……」
ポツリと呟きながら廊下を進み、部屋があれば片っ端からセシルがいないか確認する。
そして、広間にたどり着いた。
宴でもやっているのか、賑やかだ。
広間に入って、すぐに目についたのは玉座に座るサーロン。
「姫はお目覚めか?」
あいつはそう言って立ち上がり、前に歩いて行く。その視線の先には、セシルがいた。
見つけた。
怪我はしていないようだ。
入口の扉の前にいる監視にも同じように挨拶して中に入る。
だが、一歩足を踏み入れて思わず驚いた。
昔は囚人の収容所で、何もない殺風景なところだった。
だが、今は……天井や壁が黄金に輝いていて……どこかの王宮に来たのかと目を疑ってしまう。
本当にここが海の塔なのだろうか?
「これはサーロンの趣味だな。一体どれだけ金をかけて改築したのか……」
ポツリと呟きながら廊下を進み、部屋があれば片っ端からセシルがいないか確認する。
そして、広間にたどり着いた。
宴でもやっているのか、賑やかだ。
広間に入って、すぐに目についたのは玉座に座るサーロン。
「姫はお目覚めか?」
あいつはそう言って立ち上がり、前に歩いて行く。その視線の先には、セシルがいた。
見つけた。
怪我はしていないようだ。