オオカミ副社長は蜜月の契りを交わしたい
セレブって一般ピープルとは住む世界が違うということはわかっていたが今日身をもって知ることになるとは……
高級ブランドショップを出て再び車に乗り着いた場所はこれまた『高級』という言葉が似合う世界的に超有名なホテルだった。
一体ここで何があるのだろう。そして副社長のいう『報酬』とは……そんなことを思いながらホテルのロビーをぐるりと見渡す。
副社長は「ここで待ってろ」と言ってフロントに言ってしまった。
ちょっと待ってよ。え?ま、まさかご宿泊ってやつ?ここに泊まることと引き替えにこの靴を購入したってこと?
ないないない。無理無理無理。このまま靴だけ脱いで逃げようか?
そんなことを考えているといつの間にか副社長は戻っていた。
「お前何一人で首ふったりしキョロキョロしてんの?もうすぐ来るからしゃんとしろよ」
「え?来る?」
何が来るというのだろう?っていうか私何も聞いてないし
「あ~ごめん。説明不足だったな。俺の友達が来るんだ」
「友達ですか……」
泊まるわけではなかった事に安堵した。
「それで、俺といるときは副社長とか吉岡さんとかじゃなく、前にも言ったが浩太郎って言えよ」
「はぁ」
返事はしたもののどうしても肩書きが恐れ多くて名前というのは抵抗がある。
だけど『報酬』という名の靴をもらっちゃってる手前ここは言われた通りに――
「オー!コウタロウ!」
高級ブランドショップを出て再び車に乗り着いた場所はこれまた『高級』という言葉が似合う世界的に超有名なホテルだった。
一体ここで何があるのだろう。そして副社長のいう『報酬』とは……そんなことを思いながらホテルのロビーをぐるりと見渡す。
副社長は「ここで待ってろ」と言ってフロントに言ってしまった。
ちょっと待ってよ。え?ま、まさかご宿泊ってやつ?ここに泊まることと引き替えにこの靴を購入したってこと?
ないないない。無理無理無理。このまま靴だけ脱いで逃げようか?
そんなことを考えているといつの間にか副社長は戻っていた。
「お前何一人で首ふったりしキョロキョロしてんの?もうすぐ来るからしゃんとしろよ」
「え?来る?」
何が来るというのだろう?っていうか私何も聞いてないし
「あ~ごめん。説明不足だったな。俺の友達が来るんだ」
「友達ですか……」
泊まるわけではなかった事に安堵した。
「それで、俺といるときは副社長とか吉岡さんとかじゃなく、前にも言ったが浩太郎って言えよ」
「はぁ」
返事はしたもののどうしても肩書きが恐れ多くて名前というのは抵抗がある。
だけど『報酬』という名の靴をもらっちゃってる手前ここは言われた通りに――
「オー!コウタロウ!」