嘘つきな君
夏の気配がしてきた、今日この頃。
朝バタバタしていたから、制汗剤スプレーをしてくるのを忘れていた。
隠れて何度も自分の匂いをヒグヒグと嗅ぐ。
うん……。
とりあえず大丈夫だ。
一安心して、深い溜息を吐く。
なんだか男女逆じゃないか? 私達。
というか、何もかも違いすぎる。
「おい」
「え? あ、はいっ」
「資料見せて」
突然話しかけられて、飛び跳ねて後ろを振り向く。
すると、タブレットをいじりながら片手を私に差し出す常務がいた。
本当、片時も休まないんだなぁ。
「少しは休んだらどうです?」
「今休んでるだろ」
「これは、休んでるうちに入りません」
首を傾げて不思議そうな顔で返してくるもんだから思わず溜息が出た。
朝バタバタしていたから、制汗剤スプレーをしてくるのを忘れていた。
隠れて何度も自分の匂いをヒグヒグと嗅ぐ。
うん……。
とりあえず大丈夫だ。
一安心して、深い溜息を吐く。
なんだか男女逆じゃないか? 私達。
というか、何もかも違いすぎる。
「おい」
「え? あ、はいっ」
「資料見せて」
突然話しかけられて、飛び跳ねて後ろを振り向く。
すると、タブレットをいじりながら片手を私に差し出す常務がいた。
本当、片時も休まないんだなぁ。
「少しは休んだらどうです?」
「今休んでるだろ」
「これは、休んでるうちに入りません」
首を傾げて不思議そうな顔で返してくるもんだから思わず溜息が出た。