狂愛



***



朝、カーテンから溢れる光で目が覚めた。




僕なら彼女を悲しませたり寂しい思いをさせたりしない。



隣に眠るまゆの頭を撫でた。


大丈夫・・・。

僕がまゆを悲しませてるもの全てを消してあげるから・・・


ーーー本当だよ。









ベットの下に隠してある

血のついた包丁。




ずっと僕のそばにいてね。




「愛してる」






狂愛、終

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