【短】大阪らばーず
「ね、流星?」

「ん?」

「早く、二人きりに…なりたいね?」

「ちょ、ゆ、悠希ちゃん?!」


きゅうっと抱き付かれた腕伝に、彼女の柔らかな胸の感触が感じられて、もう、どうしていいのか分からんかった。


「叶わへんなぁ…悠希ちゃんには」

空いた手で、ガシガシ頭を掻きながら視線を下にしてそう言うと、彼女は更に密着してきて、


「そういう流星には、叶わへんなぁ…」


なんて、ウィンクをしてくる。

…ほんと、どんだけ俺んこと夢中にさせたら気が済むんやろか、この人は。
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