芸能人の彼と普通の女子高生。







「ご飯も本当に美味しかった」






「良かったです。父も嬉しそうでした」






最初はどうなるかと思ったけど、なんだかんだで和やかに終わってよかった。





それにお父さんの料理を美味しいと言われると私もとても嬉しく感じる。






奏大さんも流石は男性といったところで、細いのに沢山食べていた。





「俺、スマホ忘れて良かったかな」






「あ、そうですよね!本当は取りに来て下さっただけだったのに...」





そうだった。そうだった。






その後の展開の方が印象強すぎて、奏大さんがうちに来てくれた当初の理由を忘れかけていた。




< 42 / 218 >

この作品をシェア

pagetop