佐野くんっ…!!
連絡先を交換し合うと丁度予鈴がなり始めた。



「次、移動教室じゃん!急がなきゃ!」



小走り気味の彼のあとを私はゆっくりと着いて行った。



「また帰ったら連絡するね」



その言葉を胸にしまって。




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