本当の恋を知る瞬間
「はぁ…」


「ため息ー?(笑)
大変そうだもんね、リーダー」



そう、あれからというものリーダーとして全体の仕事と、メイド喫茶の準備と忙しくて、全然輝くんと話すどころかバスケ部さえ見に行けてないんだよねー。



「乙葉ー、これどこに持ってけばいい?」


「リーダー!会長が予算の相談にすぐ来て欲しいそうです!」


「華菜〜、メイド喫茶の服作るのー?借りるのー?」


「リーダー!華菜〜、乙葉!」


ま、待って!一気に出来ないよー。
まずは会長のところに行って、あでもその前にこれを運んで…


「ーーちゃん!華菜ちゃん!」



「?!桜!」



「大丈夫?なにか手伝うー?」



桜!本当に天使のようだよ。
あとで桜の大好きなイチゴのアイスを買ってきてあげよう!



「ありがとうー!助かる!
じゃあ、このダンボールの中身を生徒会室までお願いできる?」



「うん!分かったー!じゃあいってくるね!



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