どっちが年上だか分らない
その後も2人で盛り上がったあと駅で未沙子と別れ
マンションに帰る最中やはり背中に視線を感じた
振り変えるも人影はない、気にしすぎかな?
そう思いながらも小走りでマンションに向かう
目の前にマンションが見えてくるとほっとひと安心
すると後ろから肩を叩かれた
「きゃー」と悲鳴をあげると
「わっ」と声がしたので振り変えると
「翔ちゃん?」そこに立っていたのは長男の翔ちゃんだった
「何だよそんなに驚くことか?」
「じゃああの視線は翔ちゃんだったのかな」
「視線?」
「うん何だか背中に視線を感じて・・振りむいても人影はないし
ちょっと怖かったの」
と言うと翔ちゃんは辺りを見回した
そして手を掴まれマンションの中に引っ張られた
「視線って何時から感じてた?」
「はっきり感じたのは今日だけど」
と言うと翔ちゃんは少し考えこみ、そして顔を上げた
「水城」
「なに?」
「しばらくのあいだ1人になるなよ
もしかしたら不審者かもしれない、十分注意しろ
遅くなる時は駅からタクシーを使え」
「大丈夫だよ駅からここまで暗い道とかないし」
「馬鹿!実際視線感じたんだろう、ということは
後を付けられてるってことだぞ、もう少し危機感を持て!」
「はい・・」
そうは言ってもほんとに不審者なのかな?
でも背中に感じた視線はちょっと怖かった
そう思うとぶるっと寒気がした
その後は駅からタクシーを使うようになったが相変わらず
視線は消えなかった