社長は今日も私にだけ意地悪。
「え」
しまった。知らなかったこととはいえ、失礼なことをしてしまったかな。
というか、たまたま持っていただけのお菓子を社長に渡すこと自体失礼だったよね⁉︎
相手は社長なのに、何故だかいつもフランク気味に接してくれるから、つい……!
「す、すみませんでした。じゃあそのチョコは、私が食べますね」
そう言って手を伸ばすとーー彼は突然、私のその手を掴んだ。そして、グイッと自分の方へ軽く引き寄せると、何と、私の額に軽くキスをした。
「⁉︎」
何⁉︎ どういうこと⁉︎
額の感触から、全身が一気にカァッと熱くなる。
心臓もうるさい。
だけど、唇を離した彼は平然としていて。
「今のは、チョコの代わりってことで」
そう言うと、掴んでいた手の中にいつの間にかチョコレートを返されていた。
そして、彼は私に背を向けて今度こそ去っていく。
か、からかわれただけ……だよね?
もう! からかいたいからってキスなんてする⁉︎ そりゃあ、額に軽くされただけでこんなにうろたえている私がおかしいのかもしれないけれど!
……ううん、キスをされたからうろたえている訳じゃない。
社長にキスをされたから、こんなにも胸が苦しくて、それなのに嬉しいんだ……。
私、やっぱり……
社長のことが、好きなのかもしれない。
しまった。知らなかったこととはいえ、失礼なことをしてしまったかな。
というか、たまたま持っていただけのお菓子を社長に渡すこと自体失礼だったよね⁉︎
相手は社長なのに、何故だかいつもフランク気味に接してくれるから、つい……!
「す、すみませんでした。じゃあそのチョコは、私が食べますね」
そう言って手を伸ばすとーー彼は突然、私のその手を掴んだ。そして、グイッと自分の方へ軽く引き寄せると、何と、私の額に軽くキスをした。
「⁉︎」
何⁉︎ どういうこと⁉︎
額の感触から、全身が一気にカァッと熱くなる。
心臓もうるさい。
だけど、唇を離した彼は平然としていて。
「今のは、チョコの代わりってことで」
そう言うと、掴んでいた手の中にいつの間にかチョコレートを返されていた。
そして、彼は私に背を向けて今度こそ去っていく。
か、からかわれただけ……だよね?
もう! からかいたいからってキスなんてする⁉︎ そりゃあ、額に軽くされただけでこんなにうろたえている私がおかしいのかもしれないけれど!
……ううん、キスをされたからうろたえている訳じゃない。
社長にキスをされたから、こんなにも胸が苦しくて、それなのに嬉しいんだ……。
私、やっぱり……
社長のことが、好きなのかもしれない。