キミはずっと、かけがえない人



「そんなことされないし。男と飲む時は、ペース考える」

「まぁ、会社以外の男と飲むことは許さないけど」

「はぁ?」



結婚もしていない、付き合ってもいないのだから、男と逢おうが関係ないと思うけど。

とはいえ、そんな相手いないけど。


結局、美味しくご飯を食べてお酒を飲んで、他愛もない話しをして終わった。

なぜ急にご飯を食べに行こうと言い出したのか分からないまま。

気まずい訳でもないからいいけど。


そして、帰りも手を繋がれる。

この状態で知り合いに逢ったらマズイよね。

言い訳も何も出来ない。

とりあえず、何事もなく家に帰れたけど。


それから、それぞれお風呂に入る。

元々寝不足な上に、お酒も入っている。

そのため、すごく眠い。

彼がお風呂から上がるのを待たず、ベッドに入って眠ってしまった。




< 52 / 210 >

この作品をシェア

pagetop