極上社長とのスイーツレシピ。

そのために私を!?

甘い物は、確かに大好きだけど
味を見分けるほどの能力はない。

そう言われるとプレッシャーになってくる。

「どうした?早く食べろ」

「あのお気持ちは、大変嬉しいのですが
私は、そのような能力は……」

正直に言おうとした。
すると社長は、

「何ゴチャゴチャと言っていないで
さっさと食え。
味が分からないだろーが!!」

痺れを切らした社長は、フォークを取ると
ケーキに刺して私に無理やり食べさせてきた。

「……うぐっ!?」

無理やりな食べさせられて
私は、唖然とした。

「どうだ?味は……」

「……うん?」

< 40 / 106 >

この作品をシェア

pagetop