極上社長とのスイーツレシピ。

「あぁ、ちゃんと食べたぞ。
少し粉っぽかったけど、なかなか旨かった」

「本当ですか!?」

いや、粉っぽかったのだから
ダメなのだけど
でも食べてくれたことが嬉しかった。

「あぁ、比崎が一生懸命に作ったんだと
伝わってきた」

社長は、そう言ってとニコッと笑ってくれた。
ちゃんと頑張りを認めてくれた。

「あの……さっきのことなんですが」

「さて、そろそろ戻るか。
荷物もあるし、そろそろ教室も終わった頃だ」

「えっ……はい。」

kissの理由を聞きそびれてしまった。

社長は、どんな気持ちで私に
kissをしてくれたのだろうか?

同情?それとも別に理由があるのだろうか?

私にとったら大切なことだから
余計に不安になった。

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