エリート社長の許嫁 ~甘くとろける愛の日々~
「砂羽」
「はい」
「愛してる。一生、お前だけを愛してる」


そう吐き出した彼は、柔らかい唇を重ねた。

次第に深くなるキスに腰が砕けそうになると、彼は軽々と私を支えてくれる。


「んっ……」


息がうまく吸えず唇が離れた隙に思いきり吸うと、再び唇が重なる。
彼の舌が私の口内を蹂躙してきて、頬が上気していく。


「砂羽。抱きたい」


息が上がってしまうような激しいキスから私を解放した彼は、耳元で囁いた。
もしかしたら、プロポーズするまではと待っていてくれたのかもしれない。

私も……彼に抱かれたい。
もっともっと熱を感じたい。

だけど恥ずかしくて返事ができず、彼の着物をギュッとつかんでしまう。


「怖い?」


私は小さくうなずいた。


「できるだけ優しくする」
「そう、じゃないんです。これ以上翔さんのことを好きになったら、おかしくなっちゃう」


思わず本音をこぼしてしまった。
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