エリート社長の許嫁 ~甘くとろける愛の日々~
もちろん初めてなので、ちょっぴり不安だ。
でも、翔さんは私がイヤなことはしないとわかっている。

それより、これ以上彼のことを好きになってしまったら、他になにも考えられなくなりそうで怖いのだ。

それに……もし嫌われたらどうしていいかわからない。
極上の幸せが手に入ると、今度はそれを失うかもしれないという不安に陥るのだと、初めて知った。


「じゃあ、おかしくなればいい」
「えっ……」
「俺はもうとっくに変なんだ。砂羽のことばかり考えてしまう。砂羽が俺の前に現れたあの日から」


彼はそう言うと、深い口づけを落とす。


「心配いらない。砂羽は俺が必ず守る」


そして甘い愛の言葉を囁き、首筋に唇を押し付けた。


「ん……っ」


初めての感覚に、変な声が漏れてしまう。

しかも、彼が私の襟元をグイッと開き何度も唇を押し付けてくるので、心臓が暴走を始め、手をつけられなくなってしまった。


「あっ、翔さん……」
「砂羽」
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