エリート社長の許嫁 ~甘くとろける愛の日々~
「あれ、驚いた?」
「当たり前です。倒れそうです」
私が素直な気持ちを吐き出せば、彼はクスクス笑っている。
「一番上の兄が跡を継ぐことになってるから、俺は関係ないけどね」
お兄さんがいるんだ。
ホント、彼のことをなにも知らない。
「一番上ってことは、まだ他にも兄弟が?」
「うん。もうひとり兄がいる。一番上は八つ離れてて、もうひとりは六つ上かな。ほとんど会うこともない」
「随分歳が離れているんですね」
「まぁね」
思ったことを口にすると、なぜか彼の顔が一瞬曇ったような気がした。
とはいえ、一ノ瀬家がこんなに立派な家柄だなんて。
翔さんがブランピュールの社長ということだけで、腰が引けているのに。
どうしよう。余計に緊張してきてしまった。
車が玄関に横付けされると、お手伝いさんらしき初老の女性が出て来てドアを開けてくれる。
「いらっしゃいませ。翔さん、お久しぶりです」
「うん。元気にしてる?」
「はい。恐縮です」
「当たり前です。倒れそうです」
私が素直な気持ちを吐き出せば、彼はクスクス笑っている。
「一番上の兄が跡を継ぐことになってるから、俺は関係ないけどね」
お兄さんがいるんだ。
ホント、彼のことをなにも知らない。
「一番上ってことは、まだ他にも兄弟が?」
「うん。もうひとり兄がいる。一番上は八つ離れてて、もうひとりは六つ上かな。ほとんど会うこともない」
「随分歳が離れているんですね」
「まぁね」
思ったことを口にすると、なぜか彼の顔が一瞬曇ったような気がした。
とはいえ、一ノ瀬家がこんなに立派な家柄だなんて。
翔さんがブランピュールの社長ということだけで、腰が引けているのに。
どうしよう。余計に緊張してきてしまった。
車が玄関に横付けされると、お手伝いさんらしき初老の女性が出て来てドアを開けてくれる。
「いらっしゃいませ。翔さん、お久しぶりです」
「うん。元気にしてる?」
「はい。恐縮です」