この人、委員会の先輩でした。
「委員会の仕事さ、好き?」


「あ、はい、凄い好きです!
中学からずっと図書委員してて高校生もなれてすごい嬉しかったんです」


「そっかー、楽しいよね」


「はい!」


「俺も好きだなぁ。
日向ちゃんとも喋れるくらいになったしね。」


「えっ...?」


どういうこと、?

先輩の流れに流されそうでこわい。


「なんてね、冗談」
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