桜の花になった君に【短編】





こんなところにいるわけがない





そんなことはわかりきってるのに





鳥の鳴く音聞こえては





また季節が来ることを知る







それの繰り返しで








もうどこにもいない








君は枯れた花びらようだった








そんな事実が耐えられなくて







泣いてしまう僕の涙で





枯れてしまった君が元に戻ればいいのにな










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