好きって伝えたかった。

**05


「バースケ、バッスケ!あーいとバッスケ♪」


隣にはやたらとテンションの高い真南。


うぅ、店を出るための言い訳だったんだけどなぁ。これはほんとにやるパターンだね苦笑


「ここの公園確かリングもあるし、ボールの貸し出しもやってるよね!ここでやろう!」


「いいよ笑」


動きやすい服装ではなかったけど真南が嬉しそうだからいっかなんて考えて私たちはバスケを始めた。









「あの姉ちゃんたちすげえ!!」

「めっちゃうまい!」

「スリーポイントってあんなにスポスポ入るものなの!?」


しばらく真南と1対1をしてた時

「うわ!気づいたらギャラリーがいっぱい!!」


知らないうちに子供たちに囲まれてた。ちっちゃい子から中学校くらいの子まで。


「真南があんなにスリーポイント決めるからだよ笑」


「何言ってるの!藍のドリブル技術とシュート力でしょ!1年以上もバスケしてなかったのになんで全然衰えてないの。。」


「いや、私もうくたくただよ。。」





「おねーちゃんたち、バスケ教えて!」

「俺にも!」

「私も私も!」




「お、おお?」

ちょっとこれは想像してなかったな

「いいじゃん!藍!やろやろ!うち子供好きだし!」


「そうだね。小中学生くらいになら私にも教えられるかも」

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