一番の君。


「…てめぇ、バカにしてんのか?」
「まさか。」
「調子のるなよ。」
「のってません。」
「のってんだろ?!その話し方やめろ!!!」
「何故ですか。」
「うるせぇっ!!!」
「……………。」



終始、凄みをかけてくるが
この距離感なら全然無事。


と言いますか、
この会話でお分かり頂けたでしょう。


この一瞬で、私の、この疲労度。


話は通じないし、一方的だし、
第一、私にまったく非がないこと。


そもそも、この時間が全部無駄だよね。
いらないよね。



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