君の鼓動がなる度に

「え、伊井田さんなんで?リクは?」
すると、後からリクがダラダラ汗を流しながら入ってきた。「もう伊井田さん、急に走るなんて。風邪なんでしょ。安静にしてなきゃ。」
「あなたには関係ないわ!藪仲さん、早く出ていって!」「まぁまぁ、落ち着けよ!」
「落ち着けないわよ!」二人でワァワァいってる間にリクとこっそり脱け出した。
「あ、リンゴ忘れてきた。でもまぁいいか!よしっリク、ドーナツ食うぞ!」
「イェーイ!今日は一昨日奢ったから、つむぎの奢りで!」「えぇ~。」「何よ。文句ある?」
「無い~。」「んじゃ決定ね。」とか普通に会話していると、
「お待ちなさい?」嫌な声がして振り返ると思った通り雪見がいた。
「アンタ達に用があるの。ついていくわ。」
< 4 / 5 >

この作品をシェア

pagetop