エアラブ集めました。
Story2 幼なじみ×髪クシャ
「おはよ」
「わっ、びっくりしたー」
後ろから、頭を軽くはたかれて顔を上げる。
思った通り、犯人は向かいの家に住んでるアツシで。
「おはよ。……なんで笑ってるの?」
朝は大抵不機嫌なのに、今朝はなぜか顔をにやつかせてる。
「いや、サキってわかりやすいよな」
「なんのこと?」
隣に並んでアツシを見上げると、彼は私の髪をクシャっと撫でた。
「ホントに切るとは思ってなかったからさ」
「えっ?」
私は慌てて髪を整えた。
だって、アツシはショートカットが好きだって……
「あっ」
その情報源がもう一人の幼なじみのメイだったことを思い出し、がく然とする。
「うそ、ハメたの?」
アツシは答える代わりに笑った。
「つか、髪型で好きになるわけじゃねーし」
そう言って、手をつないでくる。
「けど、案外似合ってんじゃん?」
アツシは嬉しそうに何度も、私の髪をクシャクシャと撫でた。
「わっ、びっくりしたー」
後ろから、頭を軽くはたかれて顔を上げる。
思った通り、犯人は向かいの家に住んでるアツシで。
「おはよ。……なんで笑ってるの?」
朝は大抵不機嫌なのに、今朝はなぜか顔をにやつかせてる。
「いや、サキってわかりやすいよな」
「なんのこと?」
隣に並んでアツシを見上げると、彼は私の髪をクシャっと撫でた。
「ホントに切るとは思ってなかったからさ」
「えっ?」
私は慌てて髪を整えた。
だって、アツシはショートカットが好きだって……
「あっ」
その情報源がもう一人の幼なじみのメイだったことを思い出し、がく然とする。
「うそ、ハメたの?」
アツシは答える代わりに笑った。
「つか、髪型で好きになるわけじゃねーし」
そう言って、手をつないでくる。
「けど、案外似合ってんじゃん?」
アツシは嬉しそうに何度も、私の髪をクシャクシャと撫でた。