エアラブ集めました。
Story3 先輩×後ろからギュッ
お昼休み、教室に突然やって来て。
半ば強引に手を引かれて歩いてきたけど……
着いた場所は、校舎の裏で。
「どうしたんですか?」
訳がわからず、蒼一さんを見上げる。
「本当は朝一番にしたかったんだけどさ。ちょっと、後ろ向いて」
「はい……?」
言われるまま、蒼一さんに背を向ける。
「おまえ、人目を気にするから」
背後から手が伸びてきて。
「誕生日、おめでとう」
蒼一さんに、後ろからぎゅっと抱きしめられた。
「あ、ありがとう……ございます」
大きな体にすっぽり包み込まれて、ドキドキが止まらない。
「好きだよ」
甘いささやき声が耳をくすぐる。
「私も、大好きです」
振り向くと、蒼一さんは微笑んでキスをくれた。
「俺のもんって、目印つけとかないとな」
体が離れて、首に冷たい感触がした。
下を向くと、銀色のチェーンが掛けられていて、その真ん中には蒼い石が輝いていた。
半ば強引に手を引かれて歩いてきたけど……
着いた場所は、校舎の裏で。
「どうしたんですか?」
訳がわからず、蒼一さんを見上げる。
「本当は朝一番にしたかったんだけどさ。ちょっと、後ろ向いて」
「はい……?」
言われるまま、蒼一さんに背を向ける。
「おまえ、人目を気にするから」
背後から手が伸びてきて。
「誕生日、おめでとう」
蒼一さんに、後ろからぎゅっと抱きしめられた。
「あ、ありがとう……ございます」
大きな体にすっぽり包み込まれて、ドキドキが止まらない。
「好きだよ」
甘いささやき声が耳をくすぐる。
「私も、大好きです」
振り向くと、蒼一さんは微笑んでキスをくれた。
「俺のもんって、目印つけとかないとな」
体が離れて、首に冷たい感触がした。
下を向くと、銀色のチェーンが掛けられていて、その真ん中には蒼い石が輝いていた。