俺様社長ときゅん甘同居
靴屋に行ってからも、今度は自分の革靴やスニーカーに私のサンダルやパンプス、ヒールに、ブーツを入れようとするのでブーツとヒールは阻止した。
ヒール、今履いてるし。

サンダルとパンプスも私が気になってみてたのをササっとサイズ確認をして、あれば入れるという感じ。
甘やかしすぎだと思う。

さらには私がウィンドウを眺めればレディースファッションのお店にもどんどん入って買おうとする。
しかも、的確に私の好きな感じの物を選んで見せてくる。

お昼を少し過ぎた頃、もはや買った荷物で溢れたので、ご飯食べる前に一度車に置きに行くことにした。

多分1ヶ月コーディネートに困らないと言うだけの服を買われ、バックまで買おうとするからそれも阻止。

そしたらアクセサリーと財布を買われそうになるという。
どこまでも甘やかしすぎだ。

「買ったな。着せ替えして楽しかったわ!」

それはそれはいい笑顔で言う。
着せ替えさせられた私は、少々疲れ気味だ。

「買いすぎだと思いますけど?」

さすがに突っ込まずにはいられなかった。

「大丈夫、うちのウォークインクローゼットは空きが沢山あるからな」

そう言って下着にルームウェアまでも数着追加で買われた。
しかも、そういうお店に一緒に入ってこれるその精神力天晴れ。
ホントにこの人は・・・

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