俺様社長ときゅん甘同居
付けてみるとサイズは7号で良さそう。

「確かにサイズは7号で大丈夫みたいです」

そう答えると

「では、だんな様のサイズも確認させていただきますね」

拓さんもマリッジリング用にサイズを測ってもらう。

「だんな様は14号ですね」

へぇ、細い感じしてたけどやっぱりサイズにすると私とはかなり差があるんだなと思っていると

「見せてもらったのに気になるのはあるか?」

拓さんが聞かれて

「試着したのとは別だけど、この台座はシンプルでお花の形にダイヤが嵌められてるのが気になって」

私はリング部分はシンプルでダイヤの嵌めてるところがお花の形になっているリングを指差して伝える。

「あぁ。それか。確かに晶子の指に映えそうだな。これの7号見せてもらえますか?」
「はい、少々お待ち下さいませ」

店員さんが一旦裏に下がる。
ほんの少しですぐに戻ってきた店員さんが持ってきたのにはお花の中央の石が色が違うのが二つあった。

「こちらの商品はお花の中央までダイヤでのものと、中央にブルーダイヤモンド、ピンクダイヤモンドを配した物がありましてお持ちいたしました」

見せてもらって釘付けになったのは淡いブルーのダイヤモンドだ。

「これだろ?」

そのブルーダイヤモンドの付いたリングを持ち、私の指に通してくれた。
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