お前の可愛さ独占したい

私は、恥ずかしくなって聞こえなかった振りをしてキッチンで料理を作り始めた。





パンを見つけ、いちごで特製イチゴジャムを作ってパンにぬった。




イチゴジャムに、粗糖を混ぜ。




「完成」



テーブルに、私と優愛のぶんを並べた。



「うっまそ」




個人的に好きなだけだから、喜んでくれるかな。



「うん!美味しい」




食べ姿がすごく美味しそうだった。
なら、良かった。




「今度から、毎朝作って?」




「いいけど?」



毎朝どうせ、暇だし。
作って喜んでくれるなら、私ももっといろいろ研究して作ってみたいし。




「香奈ちゃんもしかして、熱でもある?」




「失礼な、なら作らない」




「ごめんって、だから作って?」


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