お前の可愛さ独占したい
私の手を引き走り出した。
いくつもの、水溜まりを踏んでいく。
「なっ何で優愛様と香奈ちゃんが……」
「そういう仲だったの???」
学校につくと、そこらじゅうから頭にはてなマークを浮かべて悲鳴が聞こえる。
優愛様って普通にうけるんだけど。
別にどういう仲とかないんだけどね~
「無視して行こっか」
不機嫌丸出しの優愛。
もて王子様は大変ね~
てか、私凄い睨まれてるけど。
「んー」
早速、教室に入ると教室も大騒ぎ。
仲良くわいわい話していた女子たちはいっせいに凄い視線でこちらを向く。