お前の可愛さ独占したい

「香奈ちゃんってさ」



「うん?」




もぐっていた、顔を布団から出した。




すると周りは暗く、私達だけが照らされるくらいのほんのりとしたオレンジ色のライトがついていた。





「好きな人?」



「うん」




何でそんなことを急に聞いてきたんだろう。




私何か言ったけ??




行動でバレちゃったり??




「俺さ」




ゴクリと私はつばを飲みこんだ。




もしかして、好きな人がいるんだ。だから、最後にしようとか言うのかな……?







そんなの………嫌だよ……?


< 46 / 130 >

この作品をシェア

pagetop