お前の可愛さ独占したい
「そうするー」
部屋に一つある大きめのベッド。
一つだよね……?
右の枕使って!」
右の枕はすごいふかふかしていた。
優愛の香りがする。
「俺は、こっちの」
待って、一緒にねるの!?
それは、まずいよ。
「あ、あの……私下で……」
「何言ってるの?香奈ちゃん」
へ?え、ただ……
下で寝ると言おうとしただけです。
「一緒に寝よ?」
い、一緒に寝る!?
空耳だよね?
無理無理、そんなの恥ずかしいよ。
「さぁ、寝よっか」
「えっあ、うん……」
とりあえず私は布団の中に入った。
あったかい……何で??