極上の愛をキミへ
「てか、さっきから鳴ってるけど」


テーブルに上げていた亜弥の携帯のディスプレイには〝将生〟と表示されていて、電話を知らせている。


「出なよ」

「出たって、話すことないもん」


早く仲直りしたいくせに。

あたしは亜弥の携帯を手に取り、耳へと移動させる。


「よっ。浮気男」

『・・・チッ。結衣かよ。亜弥は』


チッって、舌打ち?将生のくせに。


「目の前で、パスタ食べてる」

『つか、浮気じゃねぇし。あれは付き合いで、職場の先輩とキャバクラに行っただけだ』

「あたしに弁解されても」

『はぁ。で、今どこ』

「いつものBAR」

『わかった。今から迎えに行くわ』


そういうと、将生は電話を切った。

< 12 / 285 >

この作品をシェア

pagetop