極上の愛をキミへ
息が上がってる姿を見て、将生が急いで来たことが伝わる。


「亜弥」


愛おしそうに、将生は彼女の名前を呼ぶ。


「一緒に帰ろう」


そんな将生の言葉に、亜弥は小さく頷く。


「今日あたしが支払いしとくから、行きなよ」

「ごめん、結衣。ありがとう」


カバンを手に、亜弥は立ち上がる。


「将生。高いからね?」

「あぁ。今度飯奢ってやる」

「楽しみにしてる?高級フレンチ」

「アホか。あんま飲み過ぎるなよ」

「はいはい。じゃあね〜」


あたしは会話を終わらせるように、手を振った。

2人の背中を見送り、あたしは再び飲み直す。

1人のせいか、いつもより飲むペースが早くなる。

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