極上の愛をキミへ
孤独の叫び
ご飯も取らず、悠麻と慌ただしく打ち合わせを重ねる。


「料理、どうする?」

「選べるの?人数も多いし、出来る限りで・・・」

「それじゃ、うちの宣伝にならねぇだろ。指定がねぇなら、最上級でやってやる」


人の言葉を最後まで聞かずに、悠麻は自信満々に言い放つ。


「大丈夫なの?」

「当たり前だろ。ここらで、1番のホテルだぜ?」


1番って、まだオープンすらしてないホテルですけど?

まぁ、悠麻が言いたいことは理解出来たけど・・・


「任せるわ。よろしく」

「おう。って、もうこんな時間か」


腕時計に視線を落とした悠麻がそんなことを言うので、あたしも時間を確認する。

2時って、深夜のだよね?

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