極上の愛をキミへ
事故当時に一緒に居たこともあり、2人は付き合っていたとか、聞きたくもない話が耳に届いた。

何ら、不思議な話じゃない。

だけど、認めたくなくて・・・

でも、酷く傷ついた自分も居て・・・

気付いたら、吏斗の葬儀を抜け出して居た。

そんなあたしの側に、亜弥はずっと居てくれた。

だから吏斗の命日には、あたしのことを心配して、亜弥は毎年必ず連絡をくれる。

それは何年経った今も、亜弥は変わらない。

吏斗を忘れられたら、どんなに楽になれるだろう。

そう思うのに、どうしても今も知りたいと望んでしまう。

どうしてあの日、吏斗はあんな約束をしたのか?

会って、あたしに何を伝えたかったのか?

吏斗が居ない今も、その答えを探してしまう。

どんなに探しても、生涯確かめることなんて出来ないのに・・・

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