極上の愛をキミへ
「うちのデザイン案だ。これに合うように、そっちも少し勉強してくれ。うちもそっちのイメージを崩さないよう、努力はしてみる」

「努力、ね。晃生のことだから、絶対無理難題を押し付けてくるだろ」

「妥協したもの作って、売れると思うのか」

「わかったよ。お互いに切磋琢磨して、頑張りましょう」


佐伯は、専務に手を差し出す。


「頼んだ」


そして2人は、握手を交わした。


「じゃ、俺は戻る。そっちの案が出来次第、連絡寄越せ」

「なんだよ、その上から」

「うちの案は、ほぼ決定だからな。そっちの案の出来を見て、手直しくらいはするかもしれないが」


そう言い、専務が立ち上がったので、あたしも後に続く。

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