会長様のキス
story1
始業式も終わり、春の課題テストも終わり少し時間に余裕が出てきた4月後半。







「「「キャー!王子〜!!!!」」」






「おはよう」






「「「キャー」」」






『王子って。バカバカしい。裏の顔も知らないくせにあんな笑顔に騙されちゃって』






「咲良。なにキス1つで怒ってるの?ファーストキスがイケメン王子とか最高じゃん!」






と、楽しそうにニコニコ言ってるのは高校1年生からの友達大橋ひかり。






結構サバサバしていて一緒にいて楽。






そして美少女。






これがモテないわけがない、






が、






中学2年生から付き合っている彼氏が他の高校にいるらしい。






『あんなドS王子のどこがいいの?私は大好きな彼氏にファーストキスをあげたかったの!』






「なら、王子と付き合えば?」






『ひかり、、、恐ろしいこと言わないで』






誰があんなクズ王子と、






絶対いや!







「俺がなに?」






『うわ!でた!』






いつ?なんで?ここにいるの?






「大好きな彼氏と……あたりから」






『えっ?私なんかいった?』






「顔になんでここにいるの?いつから?って書いてあったから」






エスパーかよ、






ってこれもよまれてるのかな?






こわっ、、






「あっ、そーそー咲良。放課後生徒会室にきて?」






『えっ?今日は休みじゃ?』






「待ってる」






うわ。王子スマイル。






みんなは騙せても私は騙されないから。
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