全ては無に。


「ねえ、そこのあなた。随分と面白い事、考えてるわね……ちょっとコッチへおいでなさいよ。」




訳の分からない声が響く。
まわりには、声をかけたと思わしき人はどこにも居ない。



頭が割れるように痛む。
まるでなにかに締め付けられているような……




そう、俺は確かに街中で意識を失ったはず。





それなのに、ここは何処までも白い空間……ここは何なんだ?


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