王星×神帝 幻の闇王(仮)1


直里side


帝が出て行った後、

「俺なりのケジメか…」と呟く朱雀さん



「帝なりにちゃんと考えてるんだねー」
と帝が出て行ったドアを見つめながら言う音愛



世愛「俺達が帝の事気にしてたのバレてた」



鈴斗「帝なりに、考えた結果がこれなんだな」




俺が帝と同じ立場だったら逃げ出してる…




「はぁ…

本当、俺より帝の方が神帝王に相応しいのにな」と思わず出た言葉



「俺より、直里の方が相応しい」
と部屋に戻ったはずの帝がドアに寄り掛かって立っていた



「俺は、他人の事を一々考えることも気にする事も出来ないが


でも、直里はいつも自分の事よりも他人の事を考えて行動する。

思いやりも責任感もある。


それで救われてる奴がいる。


お前だから皆ついてきてるんじゃないのか?


俺は、お前が居たから
お前のお陰でここにいる。


俺は、直里の方が神帝王に相応しいと思う…」と口下手な帝が必死に伝えてくる。


少し耳を赤くして首の後に手をやる
帝の照れてる時の癖




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