王星×神帝 幻の闇王(仮)1


鈍い痛みを腹に感じた時俺は希沙に刺されたのを理解した


これ以上手を真っ赤に染めてほしくなかった


警察が来るまで俺は希沙を止めた


止めてる間
秀島は江南や三柳、北長を刺していた

刺されてるのを見てることしか出来ない自分に腹が立った

もう一度希沙に腹を刺されたとき俺は死ぬと思った


死ぬ前に希沙に好きだと伝えたかった

警察官に取り押さえられる希沙を見て俺は自分の弱さを改めて実感した

遠くなる意識の中希沙の後ろ姿を見送った



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