王星×神帝 幻の闇王(仮)1


完全に失望された俺は地元の高校に進学した

そこで蜂高と再会し…
別の高校に通っていた河富達とも再会した


久しぶりに会った蜂高は大人の女性になっていて昔と違って一人で行動していた


高校に入ってから蜂高と話してなかったが、山辺達と再会したことをきっかけにまた話すようになった


山辺と再会したのに昔のように話すことはせずに遠くから山辺を見る蜂高に俺は何故かムカついた


「山辺と話さないのか」
と聞けば

「いい…

今は見てるだけで幸せだから」
と寂しそうに答える蜂高


そんな顔する蜂高を見て
教えなければ良かったと初めて思った


蜂高といると俺はいつも通りに過ごすのが難しかった

蜂高の隣で読書をすれば内容が全く入ってこない

本ではなく蜂高を見てしまう


初めて感じる感情を
俺は今まで無視をしていた



蜂高が山辺に刺され倒れた時
俺は気付いた



蜂高の事が好きだって…

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