王星×神帝 幻の闇王(仮)1




「お前喧嘩出来るだろ?」

と ニヤッ と笑う縁夏。




おー笑うとさらに美人だな。



縁夏が笑うとか何これ。

怖い怖い。

明日、槍でも降ってくんじゃね?

ってか、朝から何だよ…この展開は。


今日は、厄日か?



「えっと…な…何の事かな?

あ、授業出ないと!!!」


と言って
俺は、何も考えずに慌てて屋上を出た。




慌てて屋上を出た
俺は、理事長室に駆け込んだ。



「うおっ?吃驚するじゃねーか!!!
帝だから良いものの…」

と仕事中の理事長





「俺…もう嫌なんだけど」



「な…何があったか知らねーけど、
落ち着け!な?」

と言っていちごみるくを渡してくる。




大好物のいちごみるくを飲み、落ち着いた俺は、さっきの出来事を話した。


「舜(シュン)さんどうしたらいい…」



舜さんとは、この学校の理事長で
神帝を創った元 神帝の王。

そして、俺の数少ない良き理解者だ。



「過ぎたことは、仕方ねーよ。
それに、王星は良い奴らだしな?」

と俺の頭を撫でる舜さん。




子供じゃないんだがな…



最近寝れてなかった俺は
頭を撫でられ眠たくなる


「ん…知ってるけど…俺一応、神帝だし…」


と喋ろうにも睡魔に負け、眠りに落ちた。


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