王星×神帝 幻の闇王(仮)1

神帝


鈴斗side



いつも通り俺達が学校に行くと


ギャーギャー騒ぐ女達と
好奇と敵意の目で見てくる男等

本当めんどくさい。




そう思って校内に入り、


珍しく教室へと向かおうとすると
弱そうな男が金を渡そうとしていた。



この高校には珍しい弱そうな男。


いじめられる為に居るようなもんだな。





俺が、弱そうな男の腕を握ると
吃驚するぐらい細く力を入れたら
折れるんじゃねーかってぐらいだった。




それで居て、金を受け取ろうとした奴は
慌てて何かを言おうとしてるのに
こいつは、バレないようにしてるのか
ため息を吐き嘘を言う。




身長は180ある俺より少し低い…
170あるかないかぐらいで…顔は前髪で目が隠れてて見えない




この高校では珍しい黒髪




怯えた振りをして逃げようとする
そいつを屋上へ連れて行き、



俺が問い詰めようとすると
怯えた振りをして逃げようとする。





そいつは、帝と名乗った。



仲間にしようと考えたが



帝は、何を思ったのか
屋上から出て行こうとした。




だが突然、縁夏が千の飲み物を
帝に向けてぶん投げた。





帝はそれを余裕で交わしたが
縁夏が「喧嘩出来るだろ」と言うと
慌てて逃げていった。



あいつ…何者なんだ?




俺達が、あいつが何者なのか
あいつの背負ってるものを知ったのは
もう少ししてから。





鈴斗side 終

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