男嫌いな僕と新撰組。


とひとりで嬉しがっていると


「はいはいはいはいーいっ!!僕も賛成ですよ!」


「おまえはなんだ」


「そんなの当たり前じゃないですか!おもしろそうだからです!」


「山﨑と一緒じゃねぇーか」


ったく似た者同士とはこいつらだな、と息をつく土方。


……だが、一瞬で向けられたそれに黙ってしまう


「山﨑さんと同じにしないでください」

「沖田さんと同じにしないでくださいよ」


仲よすぎでしょ


同時に放たれたきつい言葉。

近づいてくる光り輝く銀色の真剣とクナイ



「っおまえらは上司に武器を向けんじゃねえええええええええ!!」


それにも負けない土方はある意味最強だ、とその場にいた者は全員身に感じただろう











***



「では、試験の前に自己紹介ですね」


そう言い放ったのは、穏やかで整った顔立ちに眼鏡をかけた人だった


「私は山南 敬介です。副長を務めさせてもらっております。よろしくお願いします」


『よろしく』


やっぱり、と若干微笑みながら言う

そのセリフに反応した土方さんが茶々を入れてくる


「おい、おまえはなんで敬語じゃねぇーんだ」


『僕、まだ入ってないもん。まだ敬意を払う言葉遣いしなくてもいいでしょ』


「おまえが入りたいって言ったんじゃねぇかよ?!」


『それはそれ、これはこれ、だよ』


「なんだよ、それは」


「まあまあ、いいですよ私は」


「山南さん……チッ」


舌打ちしないでよ、もう

てか、今更すぎでしょ


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