いつでも貴方を思うから
『キャッ』


弘太は、私に壁ドンをした。



「ねえ、愛美。」
「俺が部屋にあげた理由分かってるよね?」


『う、ん?』


「愛美とキス以上のことをしたかったからだよ」


『え、』


「だからいい?」


『うん、いいよ』


「ありがとう。優しくするから安心して」



その時の弘太の表情はいつもより、かっこよかった。
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