碧眼の副社長は愛をささやく
下ごしらえを終えたエリックと、紅茶を入れて、休憩タイム。

5人がけの大きなテーブルで、紅茶とクッキーをつまんでいた。

「ルビーって赤色だけなのね」

「そうだね」

「なのにサファイアはピンクとか、黄色とか、いろんな色があるのね」

「ルビーとサファイアは同じ石なんだ」

「そうなの?」

「赤色をルビー、それ以外をサファイアとよんでいるんだよ」

「へえ」

エリックは、宝石について、いろいろ教えてくれる、
まったく知らない事ばかりなので、興味深くとても楽しかった。


「エリックは料理は誰に習ったの?」

「母だよ、だから、基本和食かな」

「男の人でも料理するのね」

「フランスでは、自立するのが当然で、
 結婚してなくても、親元を離れる事が多いんだ、
 それに、我が家は、今は裕福な生活が出来ていても、
 いつ何があるか分からない、
 技能、技術はできるだけ身につけておくって考え方だから」

「素敵ね」

「今も役立っているしね、両親に感謝だよ」

そう言ってほほ笑みあう。
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