先生と双子と幼馴染と。
「ねぇ、和希くん」


俯いていた顔を上げて彼の方を見る。

彼の顔がゆっくりと近づいてきて、唇が触れてしまいそうな距離になる。

思わずぎゅっと目を瞑った。


「……抵抗しないの?」


目を開けると驚いた表情の和希くんと目があった。


「え…」

「……素直に受け入れるんだ」

「い、いや…そういうわけじゃ…」

「あーあ、君のせいで本気になっちゃった。責任とってくれる?」

「せ、責任!?」

「そう。オレ好みの君になってよ」


そう言って不敵な笑みを浮かべた。

そして驚いている私を立ち上がらせると、和希くんは手を引いて歩き出した。
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