バレンタイン・プレゼント
「急に訪ねてきてごめん」
「いえっ、そんな気にしないでください!」
「コロのことが気になってるんじゃないかと思ってさ」
「あ・・・はぃ」
「あいつのことは両親が世話してくれてるから。大丈夫。もう心配しなくていい」
「そうですか」
「それから、コロは元気過ぎるくらい元気だよ。病気も怪我も今のところはしてない。健康そのものだ」
「そうですか・・良かった」と呟きながら、私の目には安堵の涙がにじんでいた。
「私は言っただけで何もしてなくて。あとは全て如月さんたちが引き受けてくださって、私・・・本当に、どうもありがとうございました」
「いやいや。むしろお礼を言いたいのはこっちの方だ。両親も喜んでるよ。俺と姉貴の世話する必要もないし、孫の世話はたまにしかできないから久々の“子育て”に両親も張りきってる。それ見て俺も良かったって思ってるんだ。どうもありがとう」
「いえ、そんな・・」
「あぁそれでだ。今日は霧野さんの番号とアドレスを交換したくて会いに来たんだ。仕事のじゃなくて、プライベートの方」
「・・え・・?」
「いえっ、そんな気にしないでください!」
「コロのことが気になってるんじゃないかと思ってさ」
「あ・・・はぃ」
「あいつのことは両親が世話してくれてるから。大丈夫。もう心配しなくていい」
「そうですか」
「それから、コロは元気過ぎるくらい元気だよ。病気も怪我も今のところはしてない。健康そのものだ」
「そうですか・・良かった」と呟きながら、私の目には安堵の涙がにじんでいた。
「私は言っただけで何もしてなくて。あとは全て如月さんたちが引き受けてくださって、私・・・本当に、どうもありがとうございました」
「いやいや。むしろお礼を言いたいのはこっちの方だ。両親も喜んでるよ。俺と姉貴の世話する必要もないし、孫の世話はたまにしかできないから久々の“子育て”に両親も張りきってる。それ見て俺も良かったって思ってるんだ。どうもありがとう」
「いえ、そんな・・」
「あぁそれでだ。今日は霧野さんの番号とアドレスを交換したくて会いに来たんだ。仕事のじゃなくて、プライベートの方」
「・・え・・?」