愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~


しかし願いも虚しく、よく知っているマンションの駐車場には上を見上げてる沢山の人集り。

それを見て、目の前が真っ暗になり急いでタクシーから飛び出す。



煙が上がる部屋を見つけて、さーっと汗が流れて、身体が一気に冷える。

間違いなくあれは、自分達の部屋。


ガタガタと震える体。




大丈夫、、、今、あの部屋には誰もいない。

そう言い聞かせて、気持ちを落ち着かせようとするが動悸が止まらない。

ドクドクと鳴り響く鼓動。

胸に手を当てて、目を閉じる。










この動悸の原因を必死に考える。

そして気付いてしまった。




あの部屋に置き去りにしている大切なモノの存在を、、、、。





< 301 / 330 >

この作品をシェア

pagetop